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ダイヤモンド 


オーナーからのファッションアドバイスvol 2

大好評オーナーのコラム。八巻麻里が装いにアンティークジュエリーを上手に取り入れるとっておきの技をご紹介します。


1、片方だけになったイヤリングを活用!


「とても気に入っていたイヤリングを片方だけ無くしてしまったけれど、残った片方を捨てきれない」という声をよく聞きます。
本当に捨てがたいですね。提案させていただきたいのはブレスレットのチャームとして活用することです。
 
写真はテグスにアンティークボタンを通して手作りしたブレスレットです。そこに片方だけになったイヤリングをバランスよく配します。
1950年代のアメリカのブルーのコスチュームジュエリーと、牛の骨でできた南国風のイヤリングをつけてみました。
配置が決まれば、クリップの部分を瞬間接着剤で止めて落ちないようにしてください。
このジャンクな感じがすごくかわいいでしょう


2パールのネックレスをカジュアルに

パールのネックレスは、ほとんどの方が1本は持っていらっしゃるのではないでしょうか。
フォーマルシーンでしか使わないのは、もったいないと思いませんか?
お勧めは、パステル調のピンクやブルーのガラスのネックレスとの重ね合わせです。
ガラスは夏だけではなく秋口にも大活躍してくれる素材。
写真は1950年代のミリアム・ハスケルのものです。淡い色調がパールの白をひきたててくれます。
ポイントは、パールかガラス玉のどちらとお揃いのイヤリングをすること。
全体のコーディネートをまとめてくれるコツなんですよ。
留め金の細工がきれいなものは、少しずらしてみせるともっと効果的です。

 


3、小さなブローチが光ります

いつも思うのですが、女性の腕まくりはカッコいいものではありませんね。
そこでお勧めは小さなブローチをさりげなく使うことです。
機能性はもちろんデザイン性も高めてくれますよ。
たとえば長さ2pほどの1900年初期の9金アンティークブローチ。
2つ並べて使うとアクセントになります。細工が美しい小さなアンティークブローチは1つだけボタン穴に入れてみたり、
襟につけてみたり…と使い勝手がいいので、いくつも持っておくといいですよ。
見つけたら、即買いです。


4、カメオブローチを帯留めに
   
お気に入りのカメオブローチを帯留めにしてみませんか?
専用の金具を購入し、針の部分を通して固定します。
金具に針が太すぎて通らない場合があるので気を付けてください。
次に帯揚げを通したらできあがり。
とてもモダンな帯留めができあがります。

5、カメオブローチをペンダントに
            
続いてカメオブローチをペンダントトップにする方法をご紹介します。
用意するのは半分に折ってブローチに隠れるぐらいの布。レースでもOKです。
まず布を半分にして、針を写真のように通します。布が金具の役目をするわけです。
次に、できた筒状の部分にチェーンや皮紐を通します。
洋服の素材や色に合わせてチェーンや皮紐を選ぶと高級感が増して上品です。
迫力あるペンダントの出来上がりです。




  

オーナーからのファッションアドバイスvol 1

オーナーの八巻麻里が装いにアンティークジュエリーを上手に取り入れるアドバイスを
連載形式で紹介します。


1 小さなフェイスの時計をブレス風に
時計をするのが苦手という女性が意外に多いのですが、このような華奢(きゃしゃ)でフェイスの小さな時計ならブレスとして楽しむこともできます。1950年代のロレックスはベルト部分がユニークな縄状で上下にダイヤが埋め込まれています。このようなジュエリーウォッチは時計というよりもブレスのような感覚。小さいがゆえにインパクトに欠ける場合は、細いブレスをさらに加えるといいですよ。 写真は14金のサンゴとパールのネックレスをぐるぐると巻きつけました。1920年代に作られたので細工も丁寧です。サンゴは直径約2oと超小ぶり。時計よりも華奢で細いものを合わせるのがコツです。 肌の上でサラサラと揺れてくれていい感じですよ。




2 ネックレスは首に着けるだけではないのです
ブランドのバッグに自分だけの個性を持たせたい場合は、取っ手の部分に遊び心いっぱいの大ぶりのネックレスをひっかけてみてください。バッグの面がキャンパス、ネックレスが絵画のようになり、お互いが引き立ちます。だからネックレスは、遊び心旺盛のほうがいいですよ。
おすすめは、水晶やガラスの裏側から掘り込んで彩色したリバースインタリオ。おどけた犬の顔が何ともいえずかわいいでしょう?リングとお揃いですが、カバンを持った手に同じモチーフがあるというのも、おしゃれです。

3 バカンスはジャッキーのように
 日本人は小柄なこともあり、パーティー以外で、大ぶりのイヤリング、ネックレス、ブローチを同時に身に着けることは、あまりないかもしれません。でもバカンス先では意外と活躍してくれます。人でごった返すリゾートや街並みの中では「少しやり過ぎかな」と思うくらいでちょうどなんですよ。コツは単色でトップスの色が必ず含まれていること。大ぶりでデザインも充実しているコスチュームジュエリーがいいですね。
これはハリウッド女優が競って身につけたというミリアム・ハスケル女史の作品。ベネチアンガラスとアンティークビーズが上品です。ケネディ大統領、大富豪のオナシス氏と結婚したジャックリーンもバカンスでコスチュームジュエリーを多用するのが大好きでした。

4 ビジネススーツも工夫次第
 「仕事で黒や紺のビジネススーツを着るのでオシャレは無理」という声を聞くたびに、とても残念に思います。襟に小さなブローチをつけるだけで、装いが充実します。控えめだけどエレガントなものが理想。胸元は顔に近く、他人からの視線を受けるからです。写真の左右対称のシンプルなシルバーブローチは幅が6p、高さが2pという小ぶりなもの。細かいローズカットダイヤモンドの控えめな輝きと、揺れるパールが存在感を醸し出してくれます。お値段は25万円。小さくても主張するものがある一生もの。ビジネススーツ時の唯一のアクセサリーはやはり本物を。



5 カメオブローチを、こんな風に
 先祖から引き継がれるジュエリーの中に必ずといってもいいほど存在するのがカメオブローチです。大ぶりだったりして使わない場合は、ひと工夫してペンダント風にコーディネートされてはいかがですか?
用意するのは無地のスカーフ。私は、長めで幅のあるアンティークレースを合わせます。そこにカメオブローチをつけて首元に巻きます。写真の重厚なシェルカメオは直径約7×8pというサイズ。ちょうどペンダントトップのような位置にくるでしょう?この方法をお客様にお伝えすると、とても喜ばれるので皆様にもご紹介します。













 


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